no.449 3巻 - 19集 - 図版24
ウマズラハギ
うまずらはぎ
ウマズラハギ
門:
脊椎動物
綱:
硬骨魚
目:
フグ
科:
カワハギ
属:
Thamnaconus
種小名:
modestus
亜種小名:
体長(cm):
35
型/色:
マンボウ・カワハギ型 /
萩原魚仙
本種の産卵期は5〜7月で、そのしばらく後に現れる2.5cm位の幼魚の形態は成魚と異り、体は角張って後部が細く、背鰭・腹鰭の棘は大きい。この頃にはカワハギの幼魚と同様によく流れ藻の下にひそんで海面近くを泳いでいる。成魚はカワハギよりも沖合の深い所にすみ、砂泥質の海底を好むようである。全長30cm余りになる。本邦では北海道以南に分布する。肉は苦味があり味はカワハギより劣るが、肝臓は美味。