幕末・明治期日本古写真超高精細画像
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3243 長崎清水寺(3)
   
目録番号: 3243
撮影者: 内田九一
撮影地区: 長崎市内
撮影年代: 明治初期
アルバム名:
色彩: color
形状: 265×205
   
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  東小島町の国指定史跡「高島秋帆旧宅」の下あたりから、銅座川の谷間越しに向かいの清水寺を望んだもの。背後の山は風頭山。石段を登りつめたところに立つのが明和8年(1771)建立のアーチ式石門で、その左に切妻造りの小さな建物を挟んで寛文8年(1668)に何高材親子の寄進で重建した本堂があり、その左下の重層、宝形造りの建物は弘化元年(1844)に再建された聖天堂である。その屋根上の木の間に見えるのが大師堂で、画面左端にみえるのは現応寺の本堂と鐘楼であろう。この現応寺が八坂神社となったために不要となった鐘楼を清水寺が購入し移築したのが明治10年(1877)であったから、撮影時期はそれ以前と判明する。本堂右手の切妻造りの小舎は、現在は手水舎が建つ位置ではあるが、それにしては屋根が高く、またその中には梵鐘もみえるようだから、これが当時の鐘楼だったのであろう。手前の民家の屋根も石押さえのある板葺きが多い。