幕末・明治期日本古写真超高精細画像
English Version
5304 清水寺と市街地周辺
   
目録番号: 5304
撮影者: 上野彦馬
撮影地区: 長崎市内
撮影年代: 明治初期
アルバム名:
色彩: mono
形状: 268×199
   
クリックすると超高精細画像を表示します。

  上野彦馬アルバム所載の1葉。国指定史跡・高島秋帆宅跡付近から清水寺を望んだもの。寛文8年(1668)に重建された清水寺本堂(県指定有形文化財)の右には、かっての鐘楼が見え、石門の右手には明治10年(1877)に隣の八坂神社から購入移築した現存の鐘楼がないので、撮影はそれ以前である。目録番号3243(整理番号66-23)の写真と撮影地点は近接し、写っている民家の様子にも全く変化がないので、同一時期の撮影かもしれない。本堂の前には現在もある3基の石灯籠が見え、その下は聖天堂や庫裏に通じる中門で、その右側には長い石段が見え隠れしている。画面の過半を占める民家群は現在の八坂町から高平町(当時は高野平郷に所属)にかけてのもので、銅座川はさらに手前を流れていたのであろう。中央上が風頭山の頂で、現在ならばそこにホテル矢太楼が望まれる。