幕末・明治期日本古写真超高精細画像
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5379 愛宕町と愛宕山
   
目録番号: 5379
撮影者: F.ベアト
撮影地区: 長崎市内
撮影年代: 明治以前
アルバム名: F.ベアトアルバム
色彩: mono
形状: 205×172
   
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  ベアトの化粧紙貼り大型アルバムの中の1枚でキャプションはない。ベアトが幕末の1864年(元治元)頃長崎郊外の茂木へ向かう道中にあたる愛宕山方面を小島から撮影したものである。現在の愛宕1丁目付近。左の家脇には愛宕山頂にあった修験の愛宕大権現(後の愛宕神社上宮)にのちに繋がる石段が見える。愛宕山の中腹は段々畑として見事に開墾されている。民家は藁葺き、石置屋根が多いが、中には瓦葺きも見られる。右手石垣白塀は当時寛永20年(1643)年創建の愛宕山大光院願成寺であった。創建時、長崎奉行は長崎総町の安全を祈願し7300坪を寄進した。本殿、幣殿、拝殿は弘化4年(1847)に修復されている。この寺は明治元年(1867)の神仏混交の禁止により愛宕神社となる。従って写真が写されたときは寺であったが、その後仏像は清水寺に、石仏は境外に移し、仏具は裁判所に納入または売却し神社に転換した。